JUNNA
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アイ to アイ

マクロス新歌姫オーディション、「アイ to アイ」歌ってみた特別企画、参加させていただきました。

色々なところで話しているので、もう知っているよ、という方もいると思うのですが、改めてお話しさせてください。

私は、マクロスΔ、美雲・ギンヌメールの歌担当を探していると、当時のビクターのスタッフさんから声をかけていただいて、オーディションを受けることになりました。

もともと、マクロスという作品を知らない私がこのオーディションを受けていいのか、本当に悩んでいたし、何も知らない私が入っていい世界ではないのかもしれないと、断ることも考えていました。

だけど、スタッフさんが東京からわざわざ名古屋まで説得に来てくださって、このオーディションを受けることで、JUNNAさんの世界が広がると思いますと、力強く言ってくださいました。その言葉を聞いて、私は「このオーディションを受けてみよう」と決心しました。

オーディションに参加することは、とても勇気のいることだと思います。私も、マクロスΔのオーディションに合格するまで、100個以上のオーディションを受けて不合格をもらってきました。不合格をもらうと、自分の全部が否定されているような気持ちになったり、自分はこの世界に向いていないのかなって思ったりすることもあります。だけど、それ以上に、自分の歌への気持ちの強さを何度も気づかされました。

新しい世界に飛び込む怖さは、私も知っています。だけど、飛び込んでみたら自分の世界が広がることも知っています。なので、このオーディションに1%でも、1mmでも、挑戦してみたいという気持ちがあれば、挑戦してみてください。きっと、あなたの中で何かが変わると思います。

美雲さんは、「歌は神秘」ですが、私JUNNAとしては、「歌は魂」だと思っています。

歌が上手いとか、下手とか、正直関係なくて、その歌にどれほどその人の想いが乗っているのか、魂が乗っているのか、それが1番大事だと私は思います。

私もそんな想いで、「アイ to アイ」を歌わせていただきました。ぜひ、フルで聴いてみてください。

私は、いつだって、全身全霊で美雲として歌ってきました。それは、きっとこれからも変わらないです。

JUNNAとしても、それは1番大事にしていることです。私たちは、今を生きることしかできないんです。今を後悔しないように、自分が今できる全てを歌にかける。それだけです。

マクロスΔのオーディションを受けて、後悔したことは一度もありません。マクロスΔという作品に出会えたから、最高なメンバーたち、最高な先輩たち、最高なスタッフさんたち、そして最高なファンのみなさんと、出会うことができました。

もちろん、楽しいことしかないよ!と綺麗事を言うことはできません。楽しいことの裏には、悲しいこと、苦しいこと、たくさんあります。だけど、それを乗り越えていく過程も、この最高な景色を見るためにあったんだと、何度も感じてきました。

だから、このブログを読んでくれているあなたに少しでも勇気が与えられたら、と思います。

ついに私も後輩を迎え入れる立場になったのかと、大人になったねぇと、「アイ to アイ」の収録に立ち会ってくれていた畠中さん(ビッグウエストの偉い方です)と話していました。

そうですよ、私は今年でマクロスΔに関わってもう10年になったんです。10年って、あっという間。本当に素敵な10年間をマクロスΔを歩むことができました。

先輩と後輩という関係性になるのかもしれないのですが、先輩だからとか、後輩だからとか、きっと関係なくて、いちアーティスト同士として、お互いに尊敬し合いながら、切磋琢磨しながら、歩んでいける関係性が築けたらいいなと思っております。

マクロスという素敵な作品の仲間になれることを楽しみにしています。

JUNNA